四十肩とカウンセリングの共通点とは?
こんにちは、神田華子です。
私はここ数年、年齢的なものかずっと何かしらの身体の不調が続いていて、
特に四十肩のような肩の痛みには、今でも非常に悩まされています。
可動域の狭さと強い痛み。
痛いので動かせないから周辺の筋肉もこるし、
リンパも詰まるのか巡りが悪くなり、太りやすくなりました。
運動やストレッチをしても、多少は改善するけども、まったく通常には戻りません。
でも、何もしなければもっと悪化します。
また、直接的な原因は分かりませんが、今年に入って痛みが酷くなったので病院を受診したところ、
あの大谷選手と同じ『肩関節唇損傷』という症状だと発覚し、手術をしたのですが、
その部分の痛み自体は解決したものの、
四十肩自体の痛みは治っておらず、
今もストレッチを続けています。
しかし、痛みはなかなか良くならず、可動域は改善はしているものの、昔に比べると雲泥の差。
でも、何もしないと悪化するだけ。
慢性的な痛みや生活上の不便さによるストレス。
子供たちとの関わりが制限される申し訳なさ。
手術までしたのにというやり場のない憤り。
一生このままなのかなという不安。
しても大して良くっている感じがしないけど、しないと余計に悪化する、現状維持程度にしか思えないストレッチ。
果てしなく、マイナスをゼロに近付ける、終わりのない活動に感じるのです。
これは、カウンセリングに来る方の精神状態とも似ています。
カウンセリングとの共通点とは
お金を払ってまでカウンセリングを受けようという方は、
精神状態がマイナス、つまり、
仕事や家庭における日常生活や人間関係が相当しんどい、、、
という方がほとんどです。
自分だけではどうにもならない、家族や友達に相談しても解決しない、またはそもそも出来る話じゃない、
そしてインターネットや自治体、医療機関に救いを求め、
この生き辛さを何とかしたいと、藁をも掴む思いでカウンセリングという方法に辿り着くのです。
(もちろんご本人の意思ではなくカウンセリングを受けられている方もいらっしゃいますが)
カウンセリングを受けても、良くなる保証はありません。
でも、自分に合うカウンセリングであれば、
受ける前よりは回復、受けていなければ今よりもっと悪くなる、ということになります。
何を持ってカウンセリングの成功とするかは非常に難しいところですが、
カウンセリングを受けたことで何か今までとは違う行動に繋がったり、考え方や感じ方に影響があったり、単純に安心感や自己肯定感が高まったりすれば、
精神状態というのは少しずつ回復していきます。
1回のカウンセリングで一気に回復するとは限らず、(むしろそういう方は稀だと思います)
同じところをぐるぐる巡ったり、似たような問題にまたぶつかったり、
でもそういうことを何度も繰り返すうちに、
少しずつ考え方や感じ方、価値観に変化があらわれたり、
壁にぶつかっても前ほど重症を受けずに、かすり傷で乗り越えられたりするようになります。
そうして、ゆっくり少しずつマイナスをゼロに、ゼロをプラスに、
行ったり来たりしながら進めていくものなのです。
「こんなに頑張っているのになかなか昔のように戻れない。」
そんな風に、不安やストレスを感じることもあると思います。
でも、何もしなかったら、今よりもっと悪い状態にいた可能性が高いんですよね。
だったら、今のあなたの状態というのは、今のあなたにとって成りうるベストな状態なわけですね。
元に戻す、ではなく今のベストを目指す
元の自分に戻りたい、昔のように〇〇したい、そんな気持ちはよくわかります。
でも、私たち人間は、日々変化しています。
前のように戻ることではなく、
自分に起きた変化を受け入れて、
明日の自分が今より理想の自分でいられるように、
将来ベストの自分になるために、
今できることをする。
今できる最善の策、それが今あなたがやっていることなんです。
その結果、いつか表面上は元の生活と同じような生活に戻れたとしましょう。
でも、それは決して元のあなたでは無いんですよね。
痛みな苦しみを経験した後の、もっと強くてしなやかで、素敵なあなたですよ。^^
一方で、元のようには戻れないかもしれません。
でも、「もしあの時〇〇だったら」というタラレバの世界線には、どう足掻いたって行けないんです。
人生は逆戻りなく進み続けます。
過去を変えることはできません。
過去を無かったことにするのではなく、受け入れて糧にして、そこから自分にとっての最善を尽くしましょう。
その過程は果てしなく思えるかもしれませんが、
このような気持ちで臨んでいる限り、必ず変化は起きています。
マイナスをゼロにする作業は、ゼロをプラスにする作業に比べ、本当にしんどいと思います。
そんな時は時々、振り返ってみてください。
あの時何もしなければ、今の自分はここに居られただろうか?
そして、これまでいかに自分が頑張ってきたかに気付いてあげてくださいね。
生き辛さを抱えているけど、何もしないで後悔したくない。
そんな方は是非一度、無料相談にお越しくださいね。^^
何ができるか、一緒に考えてみましょう。
最後に。
心と身体は本当に繋がっていますね。
挫けそうな時に、応援してくれる人、道を示してくれる人がいると
安心しますよね。
私の四十肩も、メンターのような医師か整体師に、出会いたいです。。。^^;
でも、結局は人生ってそういうのの繰り返しなんですよね。
常に起こり続ける変化の中で、
柔軟に、前を向いて、
その時にその時点の自分が出来る行動を取り、その中でベストを尽くす。
これを繰り返して、自分の人生を作り上げていくことしかできないんですよね。
目に見える結果が求められがちな社会だからこそ、
自分で自分の人生を見る時くらいは、過程を大切にしていきたいですね。^^
神田華子